フィナロイドを飲んでるけど効果がないことってある?
調べてみたら、フィナロイドやプロペシア等のフィナステリドを含む薬は
効果を体感しづらいことが分かりました。
一番やってはいけないのは個人輸入から始めること
AGAクリニックでAGA治療の成功体験がないのに、
いきなり個人輸入で薬を購入して「効果がない」と愚痴るのはNGです。
まずは正しい方法で治療して、効果があることを確認しましょう。
正しい方法で効果を知ってから、代替手段を探しましょう。
クリニックから個人輸入へ変更する流れ
- クリニックで薬の効果を実感する
- クリニックから個人輸入に変更する
- 薬の効果に変わりないことを確認する
薬の効果は「薄毛の進行抑止」であって「発毛」ではない
フィナロイドの効果は「薄毛の進行抑止」
フィナロイドの効果は薄毛の進行抑止です。
主な効果は以下の2つです。
- 抜け毛の本数を減らす
- 髪を太くする
効果は「発毛」ではない
抜け毛が減るだけでは発毛しません。
つまり、フィナロイドだけではフサフサにはなりません。
現状維持してくれたら大成功です。
上の絵のような劇的な改善はしません。
ですので、効果は分かりにくいかもしれません。
現状維持の効果は5年後に痛いほど分かる
フィナロイドなどのフィナステリドを飲まないと、
ハミルトンノーウッド分類が1段階進みます。
実例を示します。
半年や1年では効果を感じづらいかもしれません。
しかし、5年10年などの長期間になると、周りの人もハゲてきます。
現状維持すれば5~10年後に自分だけ毛が残ります。
抜け毛が止まらない場合
頭頂部の抜け毛が止まらない、生え際の後退が止まらない場合は
フィナステリドが効いていない可能性があります。
その場合、選択肢は3つあります。
いずれにしてもクリニックの医師と相談した方がいいです。
- DHTの血中濃度を検査する
- フィナステリドを1日2回にする
- デュタステリドを飲む
DHTの血中濃度を検査する
血の中にDHTが多いとAGAを抑止できていないことになります。
これは血液検査で確認することができます。
DHTの血中濃度を確認できるかどうかは最寄りのAGAクリニックで確認してください。
フィナステリドを1日2回服薬する
フィナステリドの半減期は5~7時間なので、
薬の血中濃度を維持するにはフィナステリドを1日2回飲むのがよいです。
デュタステリドを飲む
デュタステリドはフィナステリドの約1.6倍の効果があると言われています。
生え際に効かない理由
生え際はAGAが最初に始まる部位と言われています。
AGAを自覚した時、発症から5年は経過していると言われています。
一方、頭頂部はフィナステリドが効きやすい部位と言われています。
ですので、「フィナロイドで生えた」という人は頭頂部に毛が生えたケースが多く、
「フィナロイドが効かない」という人は生え際のことを言っているケースが多いです。
生え際の後退を回復させるには?
方法は3つあります。
- フィナロイド+ミノキシジルタブレット
- メソセラピー
- 植毛
フィナロイド+ミノキシジルタブレットの併用
フィナロイドとミノキシジルの組み合わせで
生え際はある程度まで回復します。
ただし、完治はしないと思ってください。
ハミルトンノーウッド分類Ⅲ型まで回復すれば成功です。

引用元:アイランタワークリニック
その代わり、薬の効果は薬を飲んでいる間だけです。
休薬して3カ月を経過すると髪が抜けていきます。
メソセラピー
メソセラピーも考え方は「フィナロイド+ミノキシジルタブレットの併用」と同じです。
メソセラピーの方が効果は高いですが、結局は薬を投与している間だけ効果が持続します。
効果も高いが、費用も高いです。
メソセラピーは1回注射するのに3万円ほどかかります。
毎月1回注射した場合、1年で36万円かかります。
長い目で見ると、植毛の方が経済的かもしれません。
植毛
生え際を完治させたい人は植毛するしかありません。
治療費は100万円は覚悟した方がいいです。
メリットは1度植えた毛はずっと生え続けることです。
薬と違い、服薬しているだけの効果が持続のような制限がありません。
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